八戸線は90周年!これからも楽しい旅、新しい出会いをお伝えします

八戸線は1930年3月27に八戸(当時は尻内駅)~久慈駅間が全線開通し、2020年3月27日に90周年の記念日を迎えました。

昨今の情勢を鑑み大々的な記念イベントは行われず、八戸駅ではひっそりとですが、JR東日本の八戸駅社員さんが作成したオリジナルデザイン横断幕、各駅の紹介パネルやデーリー東北新聞社の80周年連載記事スクラップが掲載されています。Youtubeにその紹介をしていますので、ご覧いただければと思います。(クリックすると動画再生します)

★クリックでYoutube動画再生★

八戸線の概要

今更かもしれませんが、八戸線を簡単に紹介します。青森県八戸市と岩手県久慈市を結ぶ、単線非電化の路線です。走行する列車は、キハE130系がメインですが、イベント列車として「東北エモーション」が走ります。そのほか、リゾートうみねこ号が土日に走行していましたが、老朽化のため2020年3月29日に引退しました

駅一覧は、こちらのGoogleマップに表示しています。



八戸駅での記念展示

現在、八戸駅では八戸線全線開通90周年を記念した展示を東西自由通路にて行っており、展示されているものを紹介します。

  • 八戸駅の駅員さんがデザインした横断幕
  • 各駅の歴史や近隣スポットを紹介した展示パネル
  • 80周年当時の新聞記事スクラップ

当ブログ中の画像を拡大したい場合は、画像をクリックしてください。

八戸線全線開通90周年の横断幕

東西自由通路で一番目立つものが、この横断幕です。JR東日本の八戸駅に勤務する社員さんが作成した、オリジナルデザインロゴを集めた横断幕で、可愛いうみねこ、名産のイカや列車が描かれていたり一つ一つが地域の特徴を捉えた、面白いロゴが沢山ありました。

駅員さんデザインの横断幕

各駅の展示パネル

横断幕に向かって左側では、八戸駅沿線駅の歴史や近隣スポットを紹介する展示パネルがあります。

記念パネル

一部抜粋して紹介すると、八戸駅の紹介パネルはこんな感じでした。

八戸駅の紹介パネル

八戸駅(当時は尻内駅)の開業は明治24年9月1日で、年間乗降客数は249.7万人(昭和60年頃)

現在の八戸駅年間乗降客数(新幹線+在来線)は、140万人くらいだったはずなので、1.5倍以上とかなり多いですね。ほかの駅紹介では乗降客数の欄に昭和60年と記載がありましたが、八戸駅のパネルでは具体的な年代は記載がなかったので、昭和60年頃の記録としております。

30年前は八戸駅を含め、本八戸や鮫など他の駅の乗降客数は、現在の倍近いような駅もあり昔は多くの人の足を支えていたんだな~と感じました。車社会に加え少子化の影響で、年々利用者数が減少している八戸線ですが、車では味わえない鉄道旅の楽しさを当ブログからお伝えし、一人でも多くの方に利用してもらえるよう頑張っていきます!!

八戸線がこれから直面する事態として、令和2年度中(2021年3月迄)に三陸自動車道が全線開通が予定されています。これによって三陸海岸まわりで、八戸から仙台まで行くことが出来るようになります。これはかなり影響がありそうです、この件は別な記事にてお伝えします。

80周年時の新聞記事スクラップ

2010年3月に地元紙のデーリー東北新聞社が、八戸線全線開通80周年記念した連載記事を出していたそうです。オリジナル横断幕に向かって右側のパネルにて、その連載記事のスクラップが展示されていました。

記事スクラップ

終わりに

90周年という記念日でしたが、何事もない平時であれば何らかのイベントがあったと思いますが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐため、イベントの開催自体を自粛するのは致し方ありません。

そんな中でも、90周年を盛り上げようと記念のオリジナル横断幕作成や展示パネル準備をしていただき、本当にありがとうございます

これからも八戸線を利用し、鉄道旅の楽しさを伝えていきたいと思います。

青い森鉄道線では、4月み三沢駅に隣接した三沢観光交流プラザ「み~くる」がオープンする予定です。

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