お家で「シソ」栽培するために、教訓にしてほしいこと

ご安全に!! グルグルです。

今日は、今年の夏から始めていた「シソ」栽培について書いていきたいと思います。私の家は賃貸ですので、家庭菜園のような露地栽培ではなく、プランターをベランダに置いて栽培しております。今年の反省点や気を付けるべきポイントを記載し、来年再チャレンジする際の教訓としたいと思います。

栽培で使用した道具

シソの種ですが、近くのホームセンターで売っていたので、ちょっと気になって買ってみました( ´艸`)

私は、賃貸住宅のベランダで栽培しているため、プランターを使用しました。そのプランターには、下皿を設けて、水や土がこぼれない様にしています。成長してきて、茎が折れないように支柱があるとベターです。

「シソ」を育てるうえで最重要ポイント

シソを育てる際に大切な事は、毎日水をあげることです。 私は毎日朝に、シソの周りの土がまんべんなく湿る程度の水をあげていました。

シソの 収穫時期は7月から10月で、この時期暑くなりやすいですが、暑さに強い植物なので1日1回水をあげていれば問題ありません。むしろ水の与えすぎはよくありません。

私は最初は暑さで傷んでしまうのではないかと心配でしたが、水を与えすぎてしまうのはかえって良くないので控えましょう。

収穫の際に気を付ける事

収穫のタイミングについては、分からない点が多いと思いますが、私なりに考えた方法をお教えいたします。

収穫のタイミングと方法

シソはあっという間に成長し、大きな葉を出してきます。

葉が10枚以上ついたら順次収穫して良いとされていますが、収穫する際は2枚から4枚ずつにしましょう。一気に全部収穫してしまうと、次の葉が健康に生えにくくなってしまいます。

定期的に葉を収穫するには、ある程度葉が残った状態を続けてあげることも大切です。 長く楽しむためにも、少しづつ収穫していきましょう。

気になる害虫対策

そして、シソに害虫がつかないように注意しました。自宅の庭で育てていたのですが、庭で育てているとどうしても虫がよってきてしまいます。

しかし、無農薬で育てて、安全なシソをつくる事にこだわりたかったため、害虫駆除のスプレーなどを一切使用せず、朝と夜の2回、全ての葉の表面に虫がついていないか手作業でチェックして、見つけたら自らのてで駆除していました。

それ以外の時も、なるべく害虫対策のための防虫ネットでシソの全体を覆うなどして虫がつかないよう工夫していました。

「シソ」栽培で苦労したこと

私がシソを作るにあたって1番苦労した事・・・それは天候です

植物は生き物なので、急な天候の変化には注意してあげる事が必要です。私が育てていたシソは、暑さには強い植物でしたが、初夏は台風など不安定な天気になってしまうことが多いため、大切な作物のためにも毎日天気予報を確認しました。その瞬間は本当に「自分と野菜達は同じ生き物なんだ」ということを実感させられます。

天気予報はこまめにチェックしよう!

あまりに風が強い予報の日には、プランターが倒れたりしてしまわないよう、一時的に家の中に避難させることや、成長したものには倒れてしまわないよう支柱をつけておくなど、天気によって様々なお手入れをしました。

天候事態は自分自身でどうにかできることではありませんが、野菜達のために対策をしてあげることはできます。植物が強風で飛んでいってしまったりした後では遅いので、なるべく事前に天気予報を確認して早めの対策をする事が大切だと学びました。 そして、また天気が良くなった日には沢山太陽の光を浴びさせてあげます。

無農薬で栽培するには、害虫対策は必須

また、無農薬で作りたいと思っている場合は防虫剤なども使用しないため、虫がよりつきやすくなってしまいます。

虫の中には、植物の根に寄生して植物をダメにしてしまう害虫もいるため、無農薬で作る場合は、毎日葉や土の様子を確認してあげることも大切です。

収穫した「シソ」を使った簡単レシピ

実際に作ってみて、自分で手間暇かけてつくったシソの葉がついた時は言葉にならないほどのうれしさや達成感を感じました。

最近はシソが高くなっており、近所のスーパーでも数枚しか入っていないのに価格が高いという場合もあるので自分で作る事が出来ると、今夜の料理に使いたいなと思った時にすぐに収穫して使うことができるので大変便利でした。

トマトを使ってカンタン酢の物

シソは、湯むきしたトマトと刻んだシソをお酢に一晩漬けて、トマトにほんのりシソの風味がついた「トマトとシソの酢の物」をつくりました。シソが収穫できる暑い時期にもさっぱりと食べる事ができてぴったりです。

豚肉でラッピング

シソを豚肉で巻いて、軽く塩こしょうをふったも「シソの豚肉巻き」も作りました。シソの豚肉巻きは中にチーズを入れるなど様々なアレンジをする事もできて楽しいですし、食べやすいのでお弁当のおかずにもぴったりです。

自分で育てた野菜を口にできるというのはとても感慨深かったです。食べる際にも、自分の苦労などこれまで野菜を育ててきた事が思い返されて感動的な気持ちにさえなることができました。

それに、家族や友人など様々な人に食べて欲しいという気持ちにもなりました。 少しでも自分で作った野菜を美味しく料理したいという気持ちから、料理を作る楽しさも格段に高くなりました。

これから、お家で栽培を始める方へ

これから家庭菜園をやる方にまず伝えたいのは、自分で1から育てた野菜というのは本当に愛着がわきます

毎日大きくなるのが楽しみですし、無事に葉がついたり、実がなったり、花が咲いた瞬間はまるで我が子の成長のように嬉しいです。

そして、自分で育てた野菜はより一層美味しく感じます。日々の生活に、何か癒やしや楽しみが欲しいと考えている方に家庭菜園は是非おすすめです。

それと同時に、毎日このような作業のもっと膨大な量をこなしている農家さんへの感謝の気持ちもわきます。スーパーで野菜を見るととても感謝出来るようになります。

家庭菜園をすることで、野菜を見る目が変わります。野菜の変化だけでなく、自分自身の気持ちの変化も是非楽しんでください。

ただ植物は、毎日様子をみてあげる事が大切なので、なるべく家を空けないことが理想的ですが、シソは2,3日までなら基本的に枯れてしまう事はないので忙しい一人暮らしの方でも気軽に始められます。

分からないことは、プロへ相談しよう

分からないことがある場合は、家庭菜園の経験者や、ホームセンターやガーデニングショップの店員さんに尋ねてみると、アドバイスをもらうこともできます。自分の好きな野菜を育てる事や、あえて苦手な野菜を育ててみて克服のきっかけを作るという楽しみ方もできます。是非、あなたも家庭菜園を楽しんでみてください。

それでは、みなさま

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