ご安全に!!グルグルです。
2019年10月12日に日本列島へ上陸した台風19号により、青森県八戸市と岩手県久慈市を結ぶ、JR東日本 八戸線でも被害がありました。階上駅-久慈駅が運行不能となり、代行バス輸送が行われていました。JR東日本をはじめ、関係者のご協力のもと早期に復旧し、2019年12月1日より運航が再開されました。
本日は八戸線に乗り、台風被害を受けた個所の復旧状況の説明を行います。
この記事は、YouTubeへ投稿した内容をもとに記載しておりますので、お時間ありましたら、YouTubeもご覧いただければ幸いです。
実際に乗車し、解説を行っております。解説は初体験だったため、聴きにくい点があるかと思いますが、今後改善を行い分かりやすい動画作成を行ってまいります。よろしければ、チャンネル登録をお願い申し上げます。
被害状況
被害状況は、JR東日本 盛岡支社発表資料を引用し説明を行います。
被害は、盛土流出が11か所、切取崩落(法面の崩落)が12か所、合計23か所で被害がありました。発生場所としては、被害が集中したのは「陸中八木駅~陸中夏井」の間で発生したようです。
復旧状況①「陸中夏井駅~侍浜駅」について
「陸中夏井駅~侍浜駅」では、盛土流出が発生していたようです。写真は、久慈方面を向いています。
仮復旧のため、ブルーシートが斜面にかかっているのが分かります。その下には、土砂が線路内に流出しない様、黒い大きな土嚢が積まれていました。
JR発表資料にはありませんでしたが、線路の下に敷いてある砂利が、他の砂利と色が異なる部分がありました。おそらくこの部分の盛土が流出したため、新しい砂利を敷き詰めたのではないかと思います。
復旧状況②「侍浜駅構内」の盛土流出現場について
「侍浜駅構内」では、盛土流出が発生していたようです。
写真の様に侍浜駅のすぐそばが現場となっております。
復旧状況③「陸中中野駅構内」の盛土流出現場について
「陸中中野駅構内」では、盛土流出が発生していたようです。JR発表資料によると、
写真の様に盛土が流出し、線路が浮いた状態となっております。その場所の復旧状況は、次の写真で示しております。
ココも陸中中野駅すぐそばの場所で、広範囲の砂利が新しいものに置き換わっており、画面右側には敷き詰めたであろう砂利の山が確認できました。
復旧状況④「有家駅~陸中八木駅」の被害箇所について
この区間は、太平洋すぐそばを走るルートなので、展望がかなり良いのですが、線路には痛々しい跡が沢山ありました。
JR発表資料によると、盛土流出や切取崩落が3か所で発生しておりますが、線路を見た感想では、これ以外にもかなりの範囲で、砂利が新しくなっていたり、斜面をブルーシートで覆っている箇所が見られました。
線路左側では盛土流出したような形跡、右側の斜面はブルーシートで覆われています。
先ほどの写真とは別な場所ですが同様に、線路には新しい砂利、斜面にはブルーシート
有家駅近くの場所でも、盛土の流出箇所と思われる痕跡を発見しました。今回乗車した中でも、「有家駅~陸中八木駅」の区間がかなりの範囲で被害を受けていました。
復旧状況⑤「陸中八木駅~宿戸駅」の盛土流出被害について
「陸中八木駅~宿戸駅」間では、橋梁につながる部分の盛土が流出し、線路が浮いた状態となっていたそうです。
この場所は次の様に復旧しておりました。
この場所も、橋梁部だけでなく、その先の部分も広範囲にわたり砂利が新しくなっていたため、盛土流出が発生したのではないかと思います。画面右側の部分では、法面の土がむき出しになっており、いかに被害が大きかったのか感じることが出来ます。
まとめ
今回取り上げた現場以外にも多くの場所で、新しい砂利、斜面のブルーシートが確認できました。八戸線は何とか復旧となりましたが、その先の三陸鉄道でも多くの被害があり、未だ復旧には至っていません。(三陸鉄道のHP)
2020年3月に復旧見込みと三陸鉄道より発表がありましたので、復旧した際は、乗車してきたいと思います。三陸鉄道では、Yahooネット募金にて支援募金を募っております、ここではT-ポイントを1ポイントから利用できるため、期間限定ポイントなど余っているポイントがある場合は、支援してみてはいかがでしょうか。
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